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艾沢 詳子氏 [現代art 立体]

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ティッシュペーパーで表現されたもの・・これはパーツとしては無辜の民。
それが集合体としてTSUNAMIという形に。
震災を忘れないという意味でずっとこの作品と向き合っていきたいと思ったそうです。
復興、原発に関わる作品もあり、それが全体でひとつの作品になっています。

作家生活の中で水脈のように自分の中にあったものが作品となってあらわれた感じ。
「今まではひとりごとだったものが重なることにより、自分の意志をはっきりと言えるようになった。」としみじみとおっしゃっておりました。
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版画から立体に移行したのは?
非常に立体的感覚が自分の中にあり、より形としてダイレクトに立体になったのはアメリカに行って勉強してから。
日本に戻って床に石膏でレリーフをつくり、そこにコンテと鉛筆で絵を描いたそうです。
自分は立体の形をしているけれど、常にドローイングを描いていく行為が多いと。
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パーツづかいが多いのよね。
使っている素材も多いし。
それは徐々に覚えたものであり、
だんだん増えて作品の幅も広がったの。
彫刻家という意識では制作していることはないそう。
確かにドローイングしている時も版画をしている時も
身体に触れてくる触覚的要素が強かったり、単なる平面で終わっていないものが多いのです。
艾沢氏の作品の根底には命の大切さというものが存在します。


アートとはひとりごとの集積とおっしゃいます。
そして、その集積が大きな声になる時もあるわけです。

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※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展

下沢 敏也氏 [現代art 立体]

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15年くらい前からのテーマは再生、「Re-Bireth」
まずは作品について・・・

再生とは朽ちていったものから生まれ変わる力。エネルギーの表現をテーマにしている。
自然物の中からテーマをもらい土でどれだけ再生に向かう力の表現をできるかが一貫しているテーマ。
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一番大事にしているのは、土という素材。表面の質感、素材をどれだけ引き出すことができるのか。
できるだけ土そのものの良さを引き出せるかが大切なこととおっしゃっておりました。
基本的には江別の土。自分たちが生活している大地が土。そこを使わないと自分のコンセプトとリンクしない。自分が生活している地元の土を使うことが大事。

shimo6.jpg この世界に入ったのは、お父様が焼き物、陶芸をやっていたこともあり、
小さな頃から環境としてそこにあったのですが・・・
子供の頃は好きではなかったそう。
はじめは伝統的な焼き物から入ったそうです。
しかし、京都で前衛陶芸と出会った時に衝撃を受け、それから前衛的な作品に。
陶彫と呼ばれることも。

焼くという行為は自分の手を一度離し窯に託す時間があり、そこがおもしろくもあり、おそろしいと。
そこをどれだけコントロールできるか、魅力でもあるそうです。自分の領域ではない領域があるおもしろさも魅力とか。


作品づくりは生きていくための絶対必要な要素。そして、アートとは癒し。自分のためでもあり、人に伝えるためのひとつの手段。自分の素直な感性を表現する、それを素直な目で見ていただくことでアートというもの自体が何か世の中を変える手段になるのではと・・・・・。
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※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展